国際協力人材育成プログラムでの経験から
渡辺 侑弥さん(法学部国際ビジネス法学科2年次)
2014/07/28
RIKKYO GLOBAL
OVERVIEW
「国際協力人材」育成プログラムを履修した渡辺侑弥さんに話を伺いました。
いま、国際社会が面している諸問題を十分理解した上で、多角的なアプローチから解決できるための知識と能力といったグローバルマインドを身につけた「国際協力人材」の育成が求められています。
「国際協力人材」育成プログラムは、連携機関の協力の下、立教大学?明治大学?国際大学が協働し正課教育において全て英語を用いた講義で展開するプログラムです。
今回は、このプログラムのうちグローバルイシュー各論、グローバル共通教養総論、国際協力リテラシー(夏期集中)の三つを1年次に履修した渡辺侑弥さんに話を伺いました。
「国際協力人材」育成プログラムは、連携機関の協力の下、立教大学?明治大学?国際大学が協働し正課教育において全て英語を用いた講義で展開するプログラムです。
今回は、このプログラムのうちグローバルイシュー各論、グローバル共通教養総論、国際協力リテラシー(夏期集中)の三つを1年次に履修した渡辺侑弥さんに話を伺いました。
このプログラムを履修しようと思ったきっかけは何ですか。
一つ目は国際協力に興味があったから、二つ目は英語に触れていたかったからです。一つ目の理由ですが、私の通っていた高校はグローバルな視点を養うことに力を入れている高校でした。そのため、授業で国際問題等に触れることが多く、さまざまな国からゲストスピーカーとして講師が来ていたので、いろいろな話を聞く機会も多くありました。その生活の中で、漠然とした興味ではありますが、海外に目が向いたということが一番大きいと思います。二つ目の理由として、私は留学をしたいと考えているので、少しでも英語に触れる機会を多くしたかったということです。このプログラムは、誰もが履修できるものの、授業は全て英語で進行していきます。「たとえできなくてもなんとかなる、まずはやってみよう」と思い履修しました。
プログラムではどのような経験をされましたか。
プログラムの名前の通り、国際協力についての知識を得ることができました。私が履修した3つの授業では、講義だけではなく学生がプレゼンをする機会もありました。プレゼンに向けて必要な知識は自分で調べなければならず、大変でしたが国際協力についてさまざまなことを知る機会にもなり、とても有意義でした。また、国際協力に携わる団体についても情報を得ることができ、国際的な問題を解決しようと努力している団体は数知れないほどあるのだと分かりました。
また、「英語の勉強」ではなく、「英語を使って」学びました。聴いたり、書いたり、話したり、読んだり、英語を使って授業は進められます。
また、「英語の勉強」ではなく、「英語を使って」学びました。聴いたり、書いたり、話したり、読んだり、英語を使って授業は進められます。
プログラムを通じて海外の方々との交流はありましたか。
「国際協力リテラシー」では、新潟にある国際大学で集中的に授業を受けました。約5日間ずっと英語を使っていたのは初めてのことだったので、とても良い経験になりました。国際大学は90%以上が外国人という大学院大学で、さまざまな国からこの大学に学びにきています。このような外国人学生たちが私たちのアシスタントとして、補助をしてくれました。授業の課題に対して、私たちと一緒に考えてくれたり、プレゼンテーションで使う英語の修正もしてくれたりなど、夜遅くまで私たちと一緒に作業をしてくれました。昼食時は、そうしたアシスタントの方々を含め多くの人たちと交流する機会があり、彼らとは今でも、つながりを持ち続けています。このような経験からも、私は「国際協力リテラシー」が3つの中で最も履修してよかった科目でした。
大変だったことやエピソードはありますか。
はじめはやはり英語で苦労しました。母国語ではない英語を90分集中して聴き続けるのは楽なことではありません。自分の英語力がいかに足りないかを痛感しました。ゲストスピーカーの中には話すスピードが早い方もいるので、ほとんど聞き取れなかったことも何度かあり、授業終了後に書くコメントをどうしようか悩んだ時もありました。日本語なら理解できることが英語だとそうはいかないという悔しさを覚えました。また、「国際協力リテラシー」では夏期集中で学ぶため出される課題の量が多く、こなすのに必死でした。
嬉しかったことやエピソードはありますか。
プログラムを通じて友達ができたことが、嬉しいことの一つです。「国際協力リテラシー」は5日間同じメンバーで過ごすので、自然と仲良くなりました。立教だけでなく他大学の学生もいるため、新鮮でうれしかったです。
二つ目は、苦労した英語について、最終的にほめられるまで上達したことです。授業の性質上、文章を書くときも話すときも、プレゼンもすべて英語で行わなければなりません。その中で、「文章が分かりやすくて良かった」とか「プレゼンうまかったよ」などと言われたた時はうれしさを覚えました。私は人前に出て話すということが苦手だったので、プレゼンがよかったと言われた時は、素直に喜びました。このプログラムで学んだことは無駄ではないと感じていますし、これからにも生かしていけるだろうと考えています。
二つ目は、苦労した英語について、最終的にほめられるまで上達したことです。授業の性質上、文章を書くときも話すときも、プレゼンもすべて英語で行わなければなりません。その中で、「文章が分かりやすくて良かった」とか「プレゼンうまかったよ」などと言われたた時はうれしさを覚えました。私は人前に出て話すということが苦手だったので、プレゼンがよかったと言われた時は、素直に喜びました。このプログラムで学んだことは無駄ではないと感じていますし、これからにも生かしていけるだろうと考えています。
今回の経験を今後どのようにいかしていきたいですか。
在学中に海外留学し、留学先で国際関係学を学びたいと考えています。このプログラムを通して、国際協力や国際関係の分野に改めて興味を持ち、勉強してみようと思いました。また、私は今回の経験から、「興味があればとりあえずやってみればいいのだ」ということを学びました。興味のあることをやってみて違うと思ったらやめればいいし、面白いと思えば継続すればいい。まずやってみることが大切で、これからはやりたいことをやっていこう!と考えています。将来について、まだ具体的に考えていることはありませんが、国際協力に関する仕事をしたいと思っています。
以上です。ありがとうございました。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
以上です。ありがとうございました。
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